Certificationを取得しました。相変わらずMITのmoocsは「問題を通じて考えさせる」方式で知っていたつもりのこともなるほどね、となることが多かったです。
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概要
要は、大学学部1年の微分。最初はもう高校レベルから始まり、流石にやらなくてもいいかなと思ったけど、説明と問題が良いのでそのまま受けることに。
シラバス
Limits
- Limit Laws
- Continuity
- Intermediate Value Theorem
Differentiation
- Introducing the Derivative
- Rules for differentiation of all known functions
- Approximations
Applications of Differentiation
- Curve Sketchingv
- Optimization
- Related Rates
受講目的
良質な問題を大量に解くことで血肉にする。なので間違えた問題はノートにメモる。
受講期間
2020年7月~9月
副読本
みんな大好きマセマの数学。2変数は含まないので、その手前まではマセマと並行して勉強。
- 作者:馬場 敬之
- 発売日: 2018/08/27
- メディア: 単行本
- 作者:馬場敬之
- 発売日: 2019/09/18
- メディア: 単行本
感想
- 動きが見える分、数学はむしろ動画講義の方が向いている気がします。高校の微分が授業で理解できなかったという人がこれを受けたら意外とわかるみたいなパターンもあるんじゃないかと思うくらい。
- 大学文系だったので謎ですが、理系の大学ってこんなに毎回課題が出るもんなんでしょうか?(moocs受けるたびに思う)自分の出身大学が、世間的にはそれなりの偏差値と言われながら4年間ほとんど勉強した覚えたがないので、差に愕然とします。
- 単なる計算問題ではなく、現実に当てはめた時のケース問題や、抽象的にグラフを考えさせる問題など、「意味を理解しているか?」を問いかけてくる。
- そもそも数学的な定義って、パキッとした言語である英語の方が直接的に理解しやすい気がします。
- 2ヶ月にわたるが、週次の締め切りがないパターンの講義だった。かといって課題量が少ないわけでは全くないので、自己管理をしないときついかも?最近moocsは終了率が低く、終了する人も高学歴ばかりみたいな記事を読んだけど、自己管理するのも1つの能力だよなと思います。
留学せずともオンラインで学ぶ機会が増えたのは本当なのですが、実は継続率や終了率は驚くほど低く90%以上の人は途中離脱している。EdTech研究者に衝撃を与えた「MOOCs pivot」というサイエンス掲載論文。しかも終了できた人は高学歴の人ばかり。教育機会格差是正のために始まったのに逆の結果に。 pic.twitter.com/JHv7vXbc6j
— しきな ゆか🇺🇸EdTech/教育政策 (@shikinayuka) September 6, 2020
- 英語で専門科目を勉強することの多少の大変さは感じました。そんなに英語の語彙力があるわけではないので、何をあらわしているのか?が理解できずに問題が解けないというケースがありました。一方で、前回intro to csを受けた時よりは、その手の不明点が減ってきたので英語力というより慣れの問題な気もしますが。
今後
- 10月から同シリーズの続きで積分が始まります。今回の講座の満足度が高かったので、そのまま続ける予定です。
- まずは大学1~2年の数学が理解できないと、数式が出てくる学術系の本がスラスラ読めないので、まずはそこまで持っていきたいです。