育休から復帰して2ヶ月の感想戦。

これはなに?

  • 育休記事の続きです

aoki-shiraki21.hatenablog.com

  • 育休から復帰して2ヶ月経ったので、復帰してどうだったとかをメモしておこうと思います
    • 育休から復帰しますブログはよく見ますが、その後どうだったかは意外と少ないですよね(忙しくなるからかな)

育児体制の変化

育休中

育休中(特に後半)はこちらのブログにもある通り、子の対応を私が、家事周りを妻がという担当で分けていました。

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復帰後

1月から職場復帰しました。
妻が育休継続中なので、日中の子の対応を自分の業務状況に応じてお願いするようにしたことが主な変更点です。とはいえ、リモートメインで働けているので、完全に「よろっ!」って感じにならないのは良い点かなと思います。

復帰時にやって良かったこと

勤務スタイルを早めに周知しておく

  • 大体何時から何時で働くのか
  • コミュニケーションスタイルはどんな感じか
  • 会議への参加スタンス
  • 子育ての状況(保育園などの予定)

などを、復帰してすぐにチームに共有しました。
ベースとなる考え方を知っておいてもらえると自分としても働きやすいですし周りからも連絡を取りやすい(と思う)のでやって良かったです。

労務ルールを確認する

子が病気になるなど、いざという時のために労務的なルールは規約を読んだり労務担当者に直接確認するなど輪郭をはっきりさせるようにしておきました。

エッジケースはそう頻繁に発生するわけではないですが、いざ発生したときにバタバタしたくないのと、知っていることで普段から心理的に落ち着いて過ごすことができます。

自分をオンボーディングさせる

新入社員とは違うので、自分で自分をオンボさせることも求められる可能性があるなと思い、復帰前に以下を決めておきました。

この辺りは逆に自分が新入社員を迎え入れるときにも意図的に設計したい点です。

timesに状況を書きまくる

timesチャンネル(個人用の分報)に自分の業務の状況を書きまくるようにしました。

何にも進捗がなくても「え、xxxわからん」「xxxの情報どこにあるの?」とか書きまくっていると誰かが反応してくれたりします。(優しい!)

小技として「Q.」とか先頭につけておくと、後から1on1の際に検索してまとめて確認することができて便利でした。

周りからしても、「今彼はどこまで進んでいるのか」が可視化されるので余計な心配を増やさないかなと思います。

チーム内外の人と長めのよもやまを入れる

会社の状況のアウトラインは内部に入って資料を眺めるとわかってくるのですが、もっと質的な情報を知っておきたく、何かの折にチーム内外の人とよもやまを行いました。

個人的には関係する方が何を考えているのかが分かると仕事がしやすいタイプなので、単なる業務確認というよりは雑談みたいな場が大事だなと改めて思いました。

ごく小さめの成功を早めに作る

自分が業務に入っていけている感、周囲からも戻ってきたことを認知してもらえるという意味で、これは結構デカかったです。

1~2週間くらいで本当に小さな成果物を1つリリースして、それによってようやく「始まったなあ」という感覚になりました。

復帰前後で反省していること

復帰ステップをシミュレーションしておくべき

結果的に家庭も回っていますが、妻が先に復帰する選択肢はないのか?育休を複数回に分けて取得するという方法は?のように、役割分担や保育園の申請状況に合わせて状況をシミュレーションしておくべきだったなと思いました。

また派生して、頭のどこかで、「男性側が先に復帰するもの」という固定観念があったことにも反省しています。

家庭へのスケジュールは前もって、丁寧にすべき

当日になって「今日会議だから」と離乳食をお願いするが妻は妻で予定が入っているみたいな状況が何回かありました。

プライベートの予定はGoogleカレンダーで共有しているものの、業務のスケジュールが分からなかったり、ワーク時間がどれくらい忙しいのかはカレンダーからだとわかりにくかったりします。

このブログを書きながら、これは課題だなあと思って、今月の月次家庭会議のアジェンダに入れました。(実際には保育園が始まってからまた考えるほうが良さそうですが)

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学習の時間をもっととるべき

どうしても復帰直後は「目にみえる成果を出さないと」という意識が先行し、アウトプット重視になったなという反省があります。

ショットで見ると良さそうに見えるんですが、やっぱり先細りするのと新しいことを学べていない感は精神的にも良くないです。なので、関連するドキュメントを読むなどのインプット時間をあらかじめ確保してしまっても良いんだろうなと思っています。

時間がないときにルーティンを削らない

瞬間的に業務が忙しく、子の対応もある、というときにルーティンを削ることで帳尻を合わせることが数回はありました。

ルーティンはそれを毎日やっている理由があるので、削りたくはありません。どちらかというとやることを本当に減らしたり、与件を明確にしたり、というアプローチに慣れる必要がありそうです。

育休を経てマインドが変わったなと思うこと

仕事を前に進めることに集中するようになった

子の対応をする時間があるため実際にも心理的にも使える時間が少ない、とはいえ評価は出したい、という一見相反する2つを両立させたい気持ちが出てきます。 そのため、以前よりもどうすれば今の仕事が前に進むのか、にフォーカスして物事を考える癖がついてきた気がします。

人(or GPT)に聞くことに抵抗が少なくなった

1つ目の理由+育休期間を経たことで、社内のことについて浦島太郎状態になっているのがプラスの意味で効いている気がします。
つまり知らない状態が当たり前だと思って、さっさと聞くことが以前よりできるようになった気がします。

必要ないと思うことを確認、辞退するようになった

これはまあ、以前からその気はあったのですが加速したって感じです。惰性で会議出席するのではなくアジェンダを確認して必要なければ辞退(もしくは議事録確認だけにする)のように、時間を圧縮することを躊躇わずやるようになった気がします。

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これから

「保育園編」へ...

今回は、自分一人での復帰戦でしたが、次は子が保育園に行き始め妻も職場復帰するのでまた次の生活リズムになります。

(しかし、子どもと過ごすというのは、継続的な生活リズムチューニングが求められるなとよく思います。)

送り迎えや病気感染対策など気になるトピックが色々あるので、またしばらくしたら更新しようかな。