長時間だらだら勉強しないための開始と終わりの儀式
まだ習慣になっていないので、とりあえずメモ用。
基本的な考え方
「効率よく上達しようという場合、相対的に少ない練習量、経験量を有効に血肉にするのが大切」
そのために
- 知識を増やすだけではなく、情報を深く理解する必要がある
- 過剰に時間を投下することで満足してはいけない(むしろ害悪)
- 簡単に始められる、単調な繰り返しに逃げない
だらっと長時間やることがなぜダメか
- 長い時間やること自体に目がいき、何をしたいのかが曖昧になる
- 身体的に疲れて集中力がもたない
- 疲れから変な癖がついたり雑な覚えかたをする
- 対象を集中力高く楽しめなくなるので刺激が弱くなる
- 目標も結果も曖昧なので投下時間と成果のフィードバックを得にくい
やること
1サイクル(45分程度)ごとに最初の5分、最後の5分で問題を特定する時間を取る
- ダラっと始めるのではなくそのサイクルで何を学びたいのか、何を解決したいのか、どうなっていたいのかを最初に特定してから始める
- 同じくなんとなく終わるのではなく目標は達成されたのかされなかったのか、他に問題はあるか、なぜか、を最後に考える
効果を感じるポイント
- 何をしようか考える時間と、手を動かす時間とを完全に切り分けられるのが良い
大体、やり始めてから「どうやって進めようかな」とか考えたりぼんやり他のことを並行して考えがちなので。シングルタスク化。
- 終わった後に次のことに切り替えられる
休憩時間や他のことをやる時間にあれもやりたいなとか、ああすれば良かったみたいなことを考えることが少なくなる。毎回きちんとシャットダウンできる
- 作業をやめる意思決定がしやすい
やると決めていると、だらだらと続けてしまったりその時間を丸々消費してしまったりする。目的のところまで済んだら早めに切り上げたり、そもそも目的が曖昧なことに気づいた場合やらないという選択肢を持ったりとかができるようになってきた。
参考

仕事はうかつに始めるな ―働く人のための集中力マネジメント講座
- 作者:石川善樹
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: 単行本

- 作者:(株)OJTソリューションズ
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: 単行本

大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法
- 作者:カル・ニューポート
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
いつ勉強してたの?っていうぐらいたいして全然勉強せずに東大に入ってしまう人は、どのように受験勉強をしている (していた) のですか? - Quora